僕は趣味で格闘技をやってます。♪
教室では、大人・子供も含めて、冬にも関わらず、熱気ムンムンな感じで日々練習してます。
そんな中、二人一組で試合形式の練習をやっているときに、偶然に相手のキックが股間にあたってしまうことがよくあります。
当てられたのが男性の場合、大人、子ども関係なく、手で股間を押さえて、「うーうー言いながら」脂汗を流しながらうずくまって、しばらくの間悶絶したりピョンピョン飛び跳ねたりしています。
それを見ていた、ある男の子のお母さんが一言、
「普段でもよくぶつけて痛がっているのを見ることがあるのだけど、私は女だからどんな痛みなのか、想像がつかないのよ~、だから、どうしてあげればいいかわかれば、助けてあげれるのに〜」
それを聞いて、確かに、言われてみれば、女性から見ればどんな痛みなのかわからないだろうし、男としても「なんであんなに痛いのか?」今まで深く考えたことがありません。
いい機会なのでなんであんなに痛いのか?について調べてみました。大真面目に解明していきたいと思います!
- 神様が男に与えた弱点!その名は睾丸!
- 睾丸の仕組みと機能、その他の不思議について
- なんで睾丸は外にぶら下がっているの?
- 日常生活の中に潜む急所へのダメージについて
- 急所についてアンケートをとってみた。
- まとめ
神様が男に与えた弱点!その名は睾丸!
男は股下に2つの玉を持っています。生物学的には「睾丸(こうがん)」と言います。
みんな聞いたことがある、狸の詩の一節
「かーぜもないのにブーラブラ」
の通り持ち主の意思とは関係なく、勝手にぶらぶら揺れて動き回っております。
そしてこの睾丸が男の急所と言われています。僕も当然持っているのですが一言でいうと本当に衝撃に弱い!
指でかるく弾くだけで、う!!!ってなって痛みで顔を歪めてしまうくらいです。
こんな危険なものを男は無防備に2個も持っているのです。
痛いのには、ちゃんとした理由があるはずです。まずはこの睾丸についてまとめて見ます。
睾丸の仕組みと機能、その他の不思議について
機能・特徴について
男性は睾丸を、陰嚢(いんのう)という袋で包まれた状態で、左右1個ずつ釣り下げて持っています。
大きさは、成人男性で直径が4~5cmくらいの卵型をしております。
小学高学年くらいから、睾丸の成長が始まり20歳前後で上のサイズくらいになると言われています。
この睾丸は「精子の製造」、「男性ホルモンの分泌」の機能があります。
精子は言わずとしれた、「子どもの種」と言われており、次世代をつくる上で欠かすことのできない大事なものです。
男性ホルモンについては「体格、筋力、低い声」などの男らしさのもととなる物質で、思春期を迎えたくらいから分泌量が段々増えてきて、男の子が大人になるための大事な物質なのです。
左右の大きさが違い、ぶら下がっている高さも違います!
面白い雑学なんですがほとんどの男性は「右側の睾丸のほうが左側より1.3倍くらい大きく低い位置にぶら下がっている」と言われてます。
「ほんとかいな?」と自分ので確認してみると、確かに右側のほうが大きいし低い位置にぶら下がっています。
左右で大きさが違う理由は色々な諸説があります。
「利き手側の睾丸が大きい」等色々あるようですが医学的にもはっきりわかっておりません。
ぶら下がっている高さが違うのはお互いがぶつかりあって怪我をしないようにするためと言われています。
仮に同じ高さだと動くたびにアメリカンクラッカーのようにぶつかり合ってあまりの痛さに男性は身動きが取れなくなってしまいます。
なんで睾丸は外にぶら下がっているの?
本来でしたら睾丸はおなかの中にしまって守られているほうが望ましいですよね。
急所と言われるような物騒なものを外にだしていることにもちゃんと理由があるようです。精子が原因と言われています。その謎について調べてみました!
精子について
男の子は小学生高学年くらいから睾丸で作られる精子数が増えてきます。
大人になると1日で5000万~1億個くらいの精子を作れるようになります。しかし精子には唯一の弱点があります。それは高温に弱いことなんです。
精子は熱に弱いから男は睾丸を外にぶら下げている。
精子の最適な製造温度は、34~35℃くらいの環境が良いといわれています。
それに対して人間の体温は36~37℃くらい。
仮に睾丸をおなかの中にしまっていると「体温の影響で精子数が減る」、「精子の寿命が短くなる」などの障害がおこるので「子孫繁栄」に悪影響が出てしまいます。
そのため哺乳類のオスは睾丸を体温から守るため通気性の良い股間にぶら下げるように進化したのです。
睾丸が入っている袋(陰嚢)にも温度を調整に一役かっています。
この陰嚢は優れた伸縮性をもっております。夏季の暑い日中・お風呂上り・高熱を出した時は袋が伸びてだらんと伸びて睾丸を熱から守ってくれるのです。
逆に寒い時は、陰嚢が縮み上がって睾丸を体に近づけて温度が低くなりすぎないように調整してくれます。
もう一度まとめると、「精子が熱に弱い」という理由が、男性が睾丸を外にぶら下げる原因となったのです。
これが後々、男性の最大の弱点になろうとは神様もうっかりしていたのかもしれませんね。
日常生活の中に潜む急所へのダメージについて
僕も今までの人生の中で数知れない経験があります。思い出したら以下のようなことがありました。
- 自転車のペダルを踏み外してサドルで強打。
- 野球をやっている最中にワンバンしたボールが直撃。
- 机のそばを駆け足で通り過ぎた際に角で強打。
このように、日常の中に、急所へのダメージをうける危険が、潜んでいたりするものです。大人になればめったにないことですが、小学生時代は男の子は無鉄砲なことを後先考えずにやったりするので、打つことも多いんです。男の子をお持ちのお母さんの方々は、偶然にこういう場面を見られたことが結構あるのではないでしょうか?
急所についてアンケートをとってみた。
男女それぞれに以下のアンケートをとってみました。
アンケート結果(男性)
どんな痛みがするの?
- お腹が痛くなってきて下痢になったときのような状態になる。
- 気持ちが悪くなってきて吐きそうにな
- 腰が痛くなる
- 呼吸困難になって咳き込む
どのくらいの時間痛むの?
- 平均で15分間
痛みの種類については的を得た答えです。僕の経験でも同じですね。加えると睾丸も痛いのですが体全体が重く苦しくなってきます。
痛む時間については幅広い時間の回答があったのですが平均化して15分間という結果になりました。
それくらい我慢できるんじゃない?という女性側の意見もありましたが男はできないんです!場合によっては気絶してしまうこともあります!
アンケート結果(女性)
痛がっている男性についてどう思う?
- 痛がっている姿をみると心配になる。
- かなり大げさに痛がっているように見える。
- 飛跳ねているのを見ると悪いとわかってても笑ってしまう。
- 蹴飛ばしてKOしたらスカッとした。
様々な意見が返ってきました。特に「大げさに痛がっているように見える」という意見が多く寄せられました。続いて「なんで飛跳ねるの?」という意見も皆様の疑問となっているようです。
理由については別の記事で詳しく説明したいと思います!そして、恐ろしい回答であった「蹴飛ばしたらスカッとした」については、浮気をした旦那さんの急所を思い切り蹴ってKOした奥様より頂きました。うかうか悪いことしては後からとんでもない目に会うこともありますね。気をつけます!!
まとめ
今回は急所痛の原因である睾丸の構造や機能についての説明をしました。
併せてとったアンケートでは男女毎の疑問点や意見をもらい性差ゆえの謎について改めて考えさせられました。
次回の記事では更に深くつっこんだリサーチをします!