今回は「うしろから抱きつかれた」場合の撃退方法です。
うしろから抱きつかれて羽交い絞めにされると、体の自由がきかくなくなるので簡単に振りほどくことができなくなってしまいます。
そんな時にやくだつ「肘打ち」という技があるんです。
力を必要としない上に「威力は抜群」なのでぜひ覚えておきましょう。
- 後ろから羽交い絞めにされるという場面で役立ちます
- 力は必要ないので女性でも簡単に使える方法です
- 一人でイメージトレーニングをして身につけることができます
肘打ちは力が弱い女性の武器になります！
肘は体の中で最も固い場所なので少しの力でも相手に大ダメージを与えることができることを知っていますか？
女性や子供が自分より力の強い男性に負けないためには「体の中の固い場所使って相手の弱点を攻撃する」が鉄則になります。
肘はまさにうってつけの武器となる場所なんです！
肘打ちの方法を覚えていざというときに使えるようになっておきましょう。
「後ろから抱きつかれて動けなくなったとき」に肘打ちが役立ちます。
例えば夜道を歩いて帰宅していたときに、突然後ろから抱きつかれて動けなくなった時に使えます。犯罪統計によると後ろから抱きつかれるパターンは日常でおこる可能性が高いといわれています。
なぜなら痴漢は後ろから忍び寄って相手を組み伏せるのが一番簡単だとわかっているからです。
そんな場面に遭遇した時のためにも使えるようになっておきましょう。
肘打ちで狙うと効果的な３つの急所の説明。
肘打ちで狙うと効果的な急所は「顔・みぞおち・股間」の３つです。位置については上の図を参考にしてみてください。続いて各々の急所について説明します。
１顔
顔には目、鼻、口などの急所がたくさん集まっています。攻撃された場合は「涙がとまらない」、「痛さのあまりしばらく動けなくなる」などの効果があります。顔を狙えば一時的に相手の身動きを封じる事が出来るのも利点です。
２みぞおち
胸とおなかの真ん中あたりに手でおすと窪んだところがありますよね。そこがみぞおちです。この箇所には横隔膜（おうかくまく）と言われる膜があり、呼吸を助ける機能を持っています。衝撃には敏感だし攻撃を受けると呼吸困難になってしばらく動けなくなります。
3睾丸
精子の形成と男性ホルモンの分泌を伴う卵円形型の生殖器です。「急所と言えば睾丸」と言われるほど有名ですよね。
最小の力で大ダメージを与える事ができるのが利点です。
男性は睾丸に衝撃をうけると「腹痛」・「吐き気」・「腰痛」・「呼吸困難」の４つの苦痛が同時に起こるため「最低10分間」は悶絶して動けなくなります。
まさに男性にとって睾丸は致命的な弱点。
それにも関わらず無防備に釣り下げているのでどうしても鍛える事ができません。
女性・子供の護身術で最も役立つ急所なので必ず狙っていきましょう。
基本技と応用技の説明。
それでは肘打ちの基本・応用技について説明していきます。基本技については簡単に使えるようになるので覚えておきましょう。
基本技～その１「相手のみぞおちに肘打ち」
- 相手が後ろから抱きついてくる。
- 肘を思い切り後ろに引いて相手のみぞおち
- 腰の回転力を一緒に使って肘打ちをすると威力がアップします。
- 後ろに打ち付ける時は自分の背骨を打ちつけるつもりでやると空振りすることなく相手のみぞおちに当たりやすくなります。
基本技～その２「相手の顔面に肘打ち」
- 相手が後ろから抱きついてくる。
- 肘を思い切り後ろに引いて相手の顔面に肘打ちを決める。
- 顔面を打ち付けるときは相手のおでこをあてるつもりでやれば、確実に顔に命中しますよ。顔の下のほう狙うと空振りする可能性が高いので注意。
応用技～「肘打ちと股間攻撃の連携技でＫＯする」
- 相手が後ろから抱きついてくる。
- 肘打ちで顔に一撃加える。
- 手をグーにして思い切り股間（睾丸）を叩きつける。
- 相手がうずくまって悶絶している間に逃げる。
女性の皆さんに注意してもらいことがあります。それは股間（睾丸）攻撃は簡単には決らないと言うことです。
なぜかというと男性は股間を攻撃されると反射的に避けるように体ができているから。大事な生殖器なので危険を感じると逃げるように脳にインプットされているのかも知れませんね。
でも確実に当てる方法があるので安心してください。以下のポイントに注意して攻撃をすると簡単に命中させることができます！
まとめ
肘打ちは「力」、「体格差」で不利な女性や子供にとってとても有効的な技です。
理由は冒頭でも説明しましたが、「体の一番固い場所なのでちょっとの力でもあてれば相手に大ダメージを与える事ができる」からです。
ぜひ、使い方をイメージトレーニングして習得してみてください。肘打ちの練習は腰周りを動かすのでダイエットのためのエクササイズにもってこいですよ＾＾
