前回の記事に引き続き金的攻撃についての説明をします。あてれば、確実に痴漢に勝てると思えるこの技を覚えましょう。体を動かすエクササイズにもなりますよ^^
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金的は男最大の急所
格闘技の試合などをTVで見ていると偶然、相手のキックが金的にあたってしまう場面をよく見ます。当てられたほうは、崩れ落ちてうずくまったまま、しばらくの間は動けなくなっています。回復できればよいのですが、そのまま、レフリーストップで試合が中止になることも、結構あります。まさに急所中の急所と言えます。詳しくはした記事で書いているので参考にして下さい。
金的の蹴り方~スネを使う方法
「痴漢と正面を向き合った状態」という場面での蹴り方を説明します。上の絵のように、スネの部分で真下から蹴り上げるのがポイントです。つま先や足の甲で蹴ると、普段から格闘技などに慣れていないと、距離を見誤って空振りする危険性があります。
空振りして相手に警戒されると、避けられやすくなりあてにくくなるので、「最初の一撃で決める!」のが大事です。
スネで蹴ることの利点
スネで蹴ると、次のような利点があります。
・相手との距離感を少々間違っていても、空振りする危険性が少ない。
・股間の奥(お尻側)を蹴ることができる。金的はスポーツをやったり、動いている際は袋がギュっと縮み上がって、股間の奥のほうへ移動しています。そのため、股間の奥のほうを当てるとしっかり命中させることができます。
以上のような利点があります。攻撃を躊躇する場所かもしれませんが、容赦なく思い切り蹴り上げるようにしましょう。
練習方法
練習方法は誰かとペアになって練習するのが一番効果的です。痴漢役で実際に正面にたってもらった状態であてる練習をします。相手にそんなことを頼むのも憚られる場合は、自分の正面に痴漢が立っていることをイメージしながら、やっても効果的です。護身術の練習で、一番大事なことは「こんな場面のときはどうする?」と常にイメージを持ちながら行うことです。他、次の点にも注意しましょう。
バランスを意識しながら蹴ること
足を振り上げるときに気をつけなくてはいけないのは、バランスを崩さないようにすることで、実際に痴漢に遭遇した時は、気が焦ってしまうことになり、バランスを崩して相手に押し倒されたりすると、危険な状態になるからです。
金的に視線を持っていかずに蹴ること。
的にしっかり当てようとすると視線がその場所に必ずいきます。これはごくごく自然なことだと思います。しかし、「相手に何をするつもりか?」、「どこを狙うつもりなのか」が伝わってしまい、避けられてしまう可能性が高くなります。相手の顔を見ながら、視線はずらさずにしっかりあてる練習をしましょう。足を振り上げる練習は、太もも周りのエクササイズにもなりますので、ダイエットをされている方は効果的ですよ。
力を抜いて素早く蹴り上げることを意識する。
絶対にあてなくては!と思うことで、体は力んでしまうと思います。力むと筋肉が硬直するので、素早いキックが出せません。そこで、何回か深呼吸をして体の力を抜きます。足を振り上げるときも、力は入れずシュっシュッと素早くできるようにしましょう。「素早い蹴り=相手が避けれない」ので重要なポイントです。
金的をあてるだけで本当に相手に勝てる?大丈夫なの?
大丈夫です!
男性は金的をあてると、上の絵のように、「前かがみになる」、「頭はうつむき気味」の状態になって、必ず固まります。それまで、調子にのって元気よく動いていたにも関わらず、このようなポーズになったまま、動けなくなってしまうのです。
格闘技の試合などでは、審判がすぐに「待った!」をかけてくれるので、当てられたほうはそれ以上の攻撃を受けることはありません。しかし、痴漢にはこんなルールは守ってやる必要はないので、待ったなしです。
続けて、金的の痛みは、「吐き気」、「腰痛」、「腹痛」がしてくるので、立ったままで我慢することができなくなります。
上の絵のように横に倒れて膝を曲げ、くの字のポーズになります。こうなったら、最低でも10~15分間は男は動けなくなります。ひたすら、「うーうー」言いながら悶絶状態になります。的確にあたった場合は、このまま気絶することもあります。
女性の皆さんは、この状態になった痴漢に背を向けて、悠々と逃げましょう。